硝子の指環 ガラス製のちいさきもの 制作体験のご案内 他

屋久島より、物質、事象、心象の報告

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星の夜
 

ノマドカフェにあるガラスのゆびわ 「星の夜」

写真に全くうまく撮れないのですが、今日、
大切にします、と選んでいただけたのが嬉しくて、ご紹介。

星のような、空の川底のような金や銀の雲母、時々、水晶のカケラ。
自分が見上げた空、言葉でできた空、見せてもらった写真の空、
そんなものでできた夜のゆびわです。
すっきりと真青なものもあれば、よくみると薄雲がかかったものもあるのです。
今日手にとっていただいたのは、薄雲の流れる星の空。
嬉しかったので思わず、
「星空なんですけど、雲もでてるんです!」と唐突なひとこと。
(もちろん、印象は見る人それぞれなんですが、つい)

ごく淡い、金でできた光であったり、泡や石や星に見立てた水晶のカケラだったり、
薄雲のような情報をときどき、まぎれこませます。
こっそりとささやかに、でも、みつかるといいなと思いながら。
そしてそれが誰かの物語につながってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。

更に今日は、がんばってください、と言われたので、がんばろう、と思いました。
もっと伝える努力をしよう。今年はそう思っています。
ご案内

ゴールデンウィークが今年もやってきました。

kamomekoubouのガラスはただいま、

ノマドカフェ (屋久島 原)

ル・ガジュマル (屋久島 小瀬田)

に置かせていただいてます。
屋久島にいらした際は、ぜひお立ち寄りください。





制作体験は、GW中はお休みしております。
GWが明けましたら、水・木を中心に開催できるようにしたいと準備中です。
今年は自宅の工房に来ていただけるようにしたいと思っていますが、
出張のご希望があれば、今年もご相談くださいね。
お時間と場所の都合がつけば、道具をもってうかがいます。







「雨の森」 と 「時間の色」


たとえばあれ

薄くてやわらかげで見ていられないと息苦しくなるほどにハッとするきれいな色で
すこし透け感があってしゃりっとしていて鉱物のようでもあってだけどふわりとしたあれを見ると
あんなものがガラスで作れたらいいなと
(今の自分は置いといてきっとできないことはないんだろうなと)
見たときに同じようなことばになるものを見てみたいなと思う
それで、構成しているものを分解して要素を認識しようとしているのが、錬金術みたいだ、と思う
あれとあれとあれをあわせたら、つくれると信じて研究するみたいだと思う
分解した時点で遠くなる
だけど、ものすごく遠いものであらわしたいのだよなあと思う
遠くて、だけど自分の中のほんとうとして、適切に
思うのはかんたんだなあと思う

2段構え



ノマドカフェの棚が一段増えました!

星の夜 雨の森 時間の色 水の底 

名もなき潤むもの 透明から半透明 色色 

相変わらずゆびわばかりがずらりと並ぶのをみると
自分の欲望を感じずには居られません。
すこし、はずかしい。

ぜひお手にとって、ご覧ください!

困る

ガラスは水じゃない。水じゃないけど、とても似た質感を持っているので、そこが良くて、そこが困る。
もともとが似ているからこそ、ガラスでつくったものを水のように言わないように用心する。
用心しつつ、ガラスをいいと思わせる何かと水をいいと思わせる何かがどうにも近しい感覚なので、
その感覚の正体を知りたいなあと思ってやっているとどうしても、似たようなことを言ってしまう。
折り合いがまだあまりついていない。
考えすぎた不自然なものを作りたくないけれどちゃんと考えすぎたいし、
安易に安易なものを作ってしまわないように気をつけて、
遠回りできていますようにと思いつつ、火の中では最短距離でやれますように。

そしてやっぱりそんなこと考えずに作れますように。

と思いながら、ゆびに氷が張るような、
パリッとした透明な指輪を作ってああこれはとわくわくしているのですが、
勿論、ガラスは氷じゃないので、困った素材だなあと思います。


(でも、山岸涼子の妖精王という漫画に出てくる「水の指輪」は、ガラスで是非、つくりたい)



とりのいる暮らし


考えていないわけではなかった。
でも、予定外の出来事だと思った。
だけど、行動はすっかり、その為のものだった。
4日前から、クジャクバトがうちにいる。

白い生きものはいいなあ、と無性に思う。
しろくま、しろねこ、しろいとり、しろいいぬ、しろいきつね。
何にせよ、しろ、というものがとてもいいと思った。
白いところに白いものがあること。
暗いところに白いものがあること。なども。
でもそれを言い出したら、暗いところの暗いものや、
暗いところの鮮やかなもの、白いところの鮮やかなもの、
なんだっていいなあと思うので、考えだすと途方に暮れてしまう。
だからそれは置いておく。

最初は、ジュズカケバトだった。
むかし国語のテストの問題文でジュズカケバトを紹介する文章を読んで、
実物がどんな姿なのかわからないけれど、首から数珠をかけたような模様があるなんて、
ものすごくいい、と思った。なんだそれは、よすぎてずるい。
(その模様は前にさがるようにだと思いこんでいたけれど、
何年も経って首の後ろにかかるようにだと知ったときは「やられた」と思った)
ジュズカケバトをいつか飼いたいものだなと思っているうちに、ギンバトを認識した。
ジュズカケバトの生成やベージュのような微妙な色も、
ネックレスをかけたような、という形容も魅かれて止まないけれど、
ギンバトはいかにも平和の象徴然とした真白い鳩で、
そうかこれはギンバトというのかと思い、
真白いものもやはりそれはそれでいいなあと思った。迷うところだ、と。
予定のないこと。決めなくてもいいこと。だけど。
そのうちに、クジャクバトを見た。
鳥とか白とか鳩だとか言っていると、見ないわけがない生きものだ。
そして、こんな生きものがいるなんて、すごいことだと思った。憧れた。
憧れたけど、長いこと、いつかそのうち、の域を出ないものだったし、
いつまでも出ないものでもあるような気でいた、はずだったけれど、
でも鳩はうちにきた。

最近ちょっと、調べてはいた。漠然と。
「クジャクバト 飼育」「クジャクバト 購入」
でも、どこで売ってるのかいまいちわからなかったし、
どこか遠くから連れてくるのもうまく想像できなかったので、特に積極的にではなかった。
別に、今すぐ飼うつもりはないのだし。全然ないのだし。
でもあの日は、ふと考えたのだった。
鹿児島にいるのなら、連れてこれるのではないか。
輸送するとかじゃないのだし。船なら手持ちなのだし。
今は飼うつもりはないはずなのに、そうだそうだと思って、検索した。
「鹿児島 クジャクバト」
検索したところ、鹿児島で、クジャクバトの里親を探しているというページがあった。
なんだこれは。なんだなんだ。
だけどそれが書かれたのは一か月前のことだったので、
もう無効かもしれないし、と思いながらも、
メールを送っている自分がいて、おい、何をやっている、ともう一方では思っていた。
まあ、飼うことに、ならないかもしれないし。
でも、飼うことになったら、飼う気がある、とも思ったのだ。
まったく、往生際がわるい。
屋久島もそうだ。
いつまでいるかわからないし、とかなんとかむにゃむにゃ言って、
家まで借りて、4年目になって、ようやく最近自覚した。
これは、移住したのかもしれない、と。

そしてメールを送った3日後には、鳩がいたのだ。うちに。
船で鹿児島へ行って。鳩を受け取って。船で屋久島に帰ってきた。
何が起こったのかな?と思った。何をやっているんだろうな私は?
でも面白いかも知れない、これも。これならこれで。
飼うつもりだったのだ本当は。
調べていたくせに何をいう。探していたくせに何をいう。
それが4日前だ。

今でもまだまだ、なんだか夢みたいな気がする。














 
目の判断
こうじゃない、と思う根拠は何なんだろう
あれなんだけどなあってものを集め続けたらわかるようになるのだろうかと
こうじゃないってものを集め続けたら輪郭が強固になるのだろうかと
もっと確かなものにならないものかと




野菜


小さな大根をもらって帰ってきた。
小さな生きもののようです。
本当に小さいのです。

春です


昨夜、ガラスを納品させていただきまして

ノマドカフェ、本日24日から営業が始まりました。



「ノマドカフェの再開は春が来たって感じ」と友人。
言われるとたしかに、そんな気がします。

kamomekoubou、まずは指輪ばかりでスタートです。
ここから色々、徐々に、徐々に。
今年も課題がたくさんです。やりたいこと、とも言えます。
よいものをお見せできるように、ひとつひとつ取り組んでいきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします!




はとの帰省


修理の為、懐かしいものが手元に戻ってきました

以前制作した、ズアカアオバトのピアス

ズアカアオバト(鳥)かK家のハナコ(犬)かというくらい、屋久島で好きな生き物で

あんなに素敵な生き物がいることを想うと、まったく、胸が苦しくなるほどです